ことつづ

アメリカ人の旦那さんと7歳の娘ちゃんと3人暮らし。そんな暮らしの中での気づきを自分の言葉で綴ってます。

春を告げる声

2年前に東海地方から関東地方に

主人の転勤で引っ越して来ました。


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今まで住んでいたところは、昔から街として

栄えており、周りに緑がとにかく少ない場所

でした。

 

そのため、こちらに越してきてから

身近な場所に緑があふれており

自然に触れる機会がとても多くなりました。

 

自然の中には、本当に四季が存在していることを

改めて実感しました。

 

そのため、本で読んで、知識としてしか、

知らなかったことを実際に体験できる機会が

増えました。

 

そして、そのうちの一つが【うぐいす】です。

 

そう、生まれて40年にして初めて聞きました。

うぐいすの鳴き声。

 

私の中で【うぐいす】と言えば

『春になったら鳴くもの』といった知識でした。

 

子どもの頃に見た、アニメ「サザエさん」で

うぐいすが鳴き始めたから、もう春だね、

といったようなエピソードがありました。

 

そして、鳴き声は

【ホーホケキョ】である

サザエさんで教わったと思います。

 

2年前の2月に越してきたのですが

その3月ごろにうぐいすは鳴き始めました。

初めて聞いた時には感動を覚え、ひとり興奮

していました。

 

「これがうぐいす!

 本当にホーホケキョって鳴くんだ!」

 

娘ちゃんにも、今までの知っている知識で

「うぐいすは春の鳥なんだよ~」

なんて、伝えてました。

 

ただ、しかし、いつになっても鳴いている。

春の鳥だと思っていた鳥がいつまでも鳴いている。

6月になっても、元気に鳴いている。

 

初めての年は、この出来事にも驚きました。

 

そして、いつの間にか鳴かなくなっていたので

気になって調べたところ、7月ごろまで鳴くそう

です。

 

この年になって、こういう自然の中の

初体験ができて、本当にありがたいなぁっと

思っています。

 

これから、また、どんな初体験に出会えるの

だろうと考えると、わくわくした気持ちに

なります。

とても楽しみです。

 

って、これを書いている今も外から

「ホーホケキョ」

が聞こえてきています。